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2025年4月6日日曜日

2025年のPC換装 その3

AMD Ryzen 7 9800X3Dは、スペック上TDP 120Wが定格なのですが、ASRockさんのマザーボード「X870E Taichi Lite」にはUEFIでTDPを65Wに変更することができます(105Wにもできそうなのですが、説明ではTDP 170WのCPUのみ、と記載されているので試していません。)。

エコ・モードにすると、ゲームにどれほど影響があるのかを調べてみました。

Aces High IIIについては、RTSSがうまく重畳表示できないので、CapframeXの結果のみ掲示させていただきます。
なんか、ほとんどのゲームはTDP 65Wでも遅くなるどころか、逆にフレームレートが上がる傾向にありました。
例外としては
・MSFS 2020はマルチコアを贅沢に使うからか、若干落ちてますが、それでもCPUの温度を低め(60℃程度)に抑えることができるのは安心な気もします。
・Aces High IIIも最高画質にするとTDP 65WはTDP 120Wよりも何故か顕著にフレームレートが落ちています。

Cinebench 2024 Multi-Coreテストを10分間実施時のCPU電力と温度比較

エコ・モードだとCPU消費電力が40Wくらい、CPU温度が20℃くらい抑えられます。

また、CPUの電力は落ちてはいるものの、PC全体の消費電力は思ったほど変わらないみたいです(GPUの消費電力がでかすぎてCPUの消費電力の違いが吸収されるからと推測)。


AcesHigh公式ホームページ:MMOコンバットフライトシミュレータAcesHighの公式HP
AcesHigh Wiki Plus!:AcesHighの日本語Wiki


PC全体の消費電力比較
Aces High IIIの場合



Microsoft Flight Simulator 2020の場合

なんかエコ・モードの方が電力食ってるんじゃないかと思えます・・・

ちなみにDCS Worldの場合はTDP 65Wでほとんどフレームレートが落ちないのに最大消費電力は30~40W程度落ちているのでエコ・モードを常用してもいいかもしれません。

それと、換装前のCore i7 9700KFは↓のような消費電力でしたので、CPU換装で速くなった上に消費電力も同等以下という大変喜ばしい結果になっております。
加えて、AMD Ryzen 7 9800X3DはCore i7 9700KFよりも発熱が抑えられている分ファンの音も静かでQOLが向上しました。







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