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2011年6月18日土曜日

Crucual C300 SSDのファームウェア・アップデート方法

Crucial C300 SSDのファームウェアが0007にアップデートされました。
ファームウェアの書き換えはユーザーが行わなければなりません。

この書き換え、失敗すると保存したデータが壊れることもありますし、最悪SSD自体が使えなくなる可能性もあるので毎回毎回非常にビクビクしながらアップデートしております。

今回は自身の備忘録としてアップデート方法を書き留めておこうと思います。
当然環境によってはやり方が異なるかもしれませんし、これは解説をみながらオレ流にやってるだけなので、もし参考にして壊れたり不具合が出たりしても一切責任はとりませんのであしからず

1 確認
現在のファームウェアを確認します。
確認方法は、デバイスマネージャーのハードウェアIDで確認したり、インテルのラピッド・ストレージ・テクノロジーなどで確認できると思います。アップデータ起動後のコマンドラインの「dosmcli --verbose -d」でも確認可能かも?です。

2 ダウンロード
次にファームウェア・データの取得です。
Cruicial.com SSD Firmware」で自分が使っているC300 SSDのファームウェアをダウンロードします。
C300の場合、64GB、128GB、256GB各容量毎に違うように見えますが、ダウンロード先は全部「C300_FW0007.zip」で一緒のようでありますなぁ
ま、念のため自分の使っているところをダウンロードした方が無難でしょう
ファームのバージョンが0006になっていない人は0007にする前に0006に、0006にもなっていない人は0002にアップデートしないといけません。
なお、0002へのアップデートは保存しているデータが全て消去するので事前にバックアップを取るなどしましょう(0002や0006へのアップデート方法については、要望があればUPします。)。

3 ファームウェアをCD-Rに焼く
ダウンロードしたファイルを解凍、ISOファイルをCD-Rに焼きます。
Win7などを利用している場合は、ISOファイルをCD-Rに焼くために、フリーソフトのCDBurnerXPを使うといいでしょう。
ここで注意しなくてはいけないのは、ISOをそのまま焼くのではなく、ISOファイルとして焼くことです(説明しづらい・・・)。
焼いたCDの中を見た時に
BOOTフォルダに
ISOLINUXフォルダに
が入っていればいいと思います。

4 バックアップ
ファーム・バージョン0006から0007へのアップデートはデータが消えないことにはなっていますが、やはりバックアップは取っておいた方がいいでしょう。
0002へのアップデートは保存データが消えるのでバックアップ必須です。

5 SSDの取り付け
アップデートするSSDは、マザーボードのSATA1~3番ポートに接続しなくてはなりません。
念のため、アップデートするSSD以外のドライブ(光学ドライブは除く)は外しておいた方がいいでしょう。
SSDを付け替えるときは、PCの電源は落として、コンセントも抜いた状態で作業します。
ちなみにHBA(ホスト・バス・アダプター)や6.0Gb/sポートだとうまくいかないかもしれない、とのことです。

6 BIOS設定
PCのバイオス設定を変更します。BIOS設定設定画面は普通、DELETEキー、F2キー、F12キーなどで入れます。
もしBIOS設定でパスワード・ブロックをかけているならこれを外さないとファームウェアのアップデートはうまくいかないようです。
起動ドライブをCDドライブに設定します。これで先ほど焼いたCDから起動するようになります。
次にSATAモードから「IDE」、もしくは「Legacy」モードあるいは「compatibility mode」に変更します。AHCIモードではファームウェアのアップデートができません。

以下0006へのアップデート画像を流用していますが、0007でも同様なのでそのまま掲載します。

7 アップデータの起動
先ほど焼いたCD-Rをドライブに入れてPCの電源をオンします。するとCDからブートされてアップデータが起動します。

8 ドライブの確認
↓のような画面が起動されますので、ファームウェアをアップデートしたいSSDドライブかどうかを確認します。
ここでもファームウェアのバージョンが確認できます。
このドライブでよければ「yes」を入力します。

9 ファームウェアの書き込み
すると↓のような画面になり、ファームウェアが書き込まれます。この間絶対に電源が落ちないようにしなくてはなりません。雷雨の日などは辞めた方がいいでしょう。
案外時間がかかるので止まったように見えても慌ててはいけません。


10 完了

この画面が出ればアップデート完了です(0007の場合は0007の表示になるはず)。
PCの電源を落としてコネクタの接続などを元に戻し、BIOSの設定も元に戻したらPCを起動してみましょう。

上記、ほぼ0006の内容をそのまま掲載しているので、必ずGuideを熟読して慎重に行った方がいいです。壊れたら泣くに泣けません・・・
(多分メーカーもファームのアップデートについては自己責任ってことにしているだろうし)

Crucial C300 SSDの時価
もう取り扱ってはいないようですね。

ちなみに、今は後継機(?)のC400というのが出ています。
容量128GB
m4 SSD CT128M4SSD2 ズバリ価格:¥8,780 (税込)
容量256GB
m4 SSD CT256M4SSD2 ズバリ価格:¥15,780 (税込)
容量512GB
m4 SSD CT512M4SSD2CCA ネット特価:¥32,980 (税込)


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