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2021年7月25日日曜日

リソース・イーター

昔からフライトシム系ゲームの中には負荷が大きくリソース・イーターと書かれることがありましたが、最近は他のジャンルのゲームでも負荷が高かったり、そもそもフライトシム系ゲームがそれほどリリースされなくなったということもあって、フライトシム系ゲームだからと言って特別高性能なPCが必要というわけでもなくなってきたように思います。

とはいえ、特にシミュレータ系になるとリッチな3Dグラフィックに物理現象のシミュレート等、いまだ遊ぶにはそれなりのPCスペックが要求されます。 幸いブレードは価格高騰前の昨年末にRTX3070を入手していたこともあり(グラフィックボードをRTX3070に換装しました。)十分なPCスペックがあると思ってます。 

ただ、これまでほとんどAces High III、しかもオンライン対戦用にグラフィックの設定を落としている状態でしか使用していなかったため、今ひとつその恩恵に預かれていないんじゃないかと思っておりました。
オンライン対戦時のグラフィック設定


AcesHigh公式ホームページ:MMOコンバットフライトシミュレータAcesHighの公式HP
AcesHigh Wiki Plus!:AcesHighの日本語Wiki


そこで、もっと負荷の高そうな(=グラフィックの綺麗な)最近遊んでいるフライトシム系ゲームとAces High IIIの高負荷時のPCの利用状況を確認してみました。

使用しているPCは
 まずはおそらく現状最もスピットファイアをよくシミュレートしているであろうDCS Worldを使用して、ドーバー上空1対1の戦いです。  
だいたい以下のような感じでしょうか
  • フレームレート:40~70位
  • レンダリング遅延:10ms~25ms位
  • CPU使用率:約40%~100%
  • GPU使用率:90%以上
 同じ画質設定でスピットファイア2機対Bf109 2機の対戦(ネバダ)だと↓
ざっくりですが
  • フレームレート:60~90位
  • レンダリング遅延:9ms~13ms位
  • CPU使用率:約80%~100%
  • GPU使用率:90%以上
といったところでしょうか。
AI機が多いからCPU使用率が高く、地形が簡素だからフレームレートが高く、レンダリング遅延も少ないのかもしれません。
GPUはいずれもほぼ90%以上ですので、PCのリソースをほぼすべて使い切っているように思えます。

次に世界中どこでも飛行可能なマイクロソフト・フライト・シミュレータです。
こちらもざっくりですが、
  • フレームレート:20~35位
  • レンダリング遅延:19ms~40ms位
  • CPU使用率:約50%~70%
  • GPU使用率:約50%~90%
あまり負荷の高くない場所ですが、フレームレート、レンダリング遅延ともにDCSよりも劣ります(かといってDCSよりも画質が良い、というわけでもありません。)。
CPUやGPUにはまだ余裕があるはずなので、もう少し頑張ってほしいです(27日のアップデートでこのあたりが解消されるのかもされませんが)

最後にAces Highの最高画質です。
だいたい
  • フレームレート:50~110位
  • レンダリング遅延:3.2ms~14ms位
  • CPU使用率:約30%程度
  • GPU使用率:約30%~90%以上
やはりAces High IIIは軽いですね。起動も早いしタワーから滑走路に出るのも一瞬です。 流石に高画質ですとフレームレートが144に達しませんが、CPUへの負荷はほとんどなく、GPUがほぼいっぱいいっぱいなので高画質設定だとこんなものなんでしょうね(オンライン用に設定している画質だと多くの場面で144を維持可能)。

GPUがもっと上のクラスならもっとフレームレートが稼げそうですが、これ以上のGPUとなると電力や熱(RTX3070でもゲーム中は相当部屋の温度が高くなります。)の問題があるので、これ以上の画質を求めるなら次次世代くらいのGPU待ちかな。
一方CPUについては、もっと上のクラスのものに買い替えてもDCSであれば活かせそうです。実際AI機が増えるとかなりフレームレートが落ちるので、マルチスレッドに強いCPUの方がいいのかもしれません。

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