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2021年5月9日日曜日

究極のロール・プレイング・ゲーム!? DCS World The Big Show Campaign

DCS Worldでは「The Big Show」というキャンペーンが売られています。
Steam Storeにて販売中

多少なりとも航空戦史に興味のある方なら、このタイトルにピンと来るのではないかと思います。
そう、フランスのエース・パイロット、ピエール・クロステルマン氏著「The Big Show(原題「Le Grand Cirque」)」です。
祖国解放のためにイギリスに渡り、戦闘機パイロットとしてスピットファイアやテンペストで戦った日々を綴った自伝です。
朝日ソノラマ航空戦史シリーズ


日本語にも翻訳されていますが、改訂版については未翻訳です。
フラシムを始めて数年経った頃に本書に出会ったブレードはだいぶ影響されました(多分スピットファイアやRAF好きなのは本書の影響大です。)。

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閑話休題、DCS WorldのThe Big Showです。

製作者が高校生の頃に読んだ「Le Grand Cirque」が忘れられず、DCS Worldを用いてThe Big Showを再現したものです。
当然ブレードの琴線にも触れるもので、キャンペーン始めました。

最初の任務は、「第2章 出撃、フランス上空へ」中「初出撃」です。

任務
「本日はサーカスNo.87に参加する。1355、72機のフライング・フォートレスがアミアン・グリッシー飛行場を爆撃する。ビギン・ヒル所属航空団の任務は、彼らの帰還を援護することである。」

小説では列機ですが、DCS Worldの都合で編隊長になります。
NL◎Bはクロステルマン乗機として有名な機体

小説通りエンジン始動、離陸、編隊を組んだ後、ドイツ軍のレーダーに捕まらないように英仏海峡を低空で侵攻します。

こののち、アミアン上空で一気に25,000ftまで上昇するのですが、小説どおり(?)エンジンが停止して編隊に遅れるといったハプニングも

そして、小説どおりに飛行機雲を引いて迎撃に現れるフォッケウルフの大編隊!
ドイツ空軍のフォッケウルフ、機首下面が黄色く塗られた「アベヴィルの若僧」

当然こちらの編隊も飛行機雲を引いて地上からの管制とリーダーの指示により接敵
空を埋め尽くす敵味方戦闘機(これでも小説より少ない)

空戦が始まれば、飛行機雲と無線交信が入り乱れての大乱戦、この演出はまじで感激します!


単機なら全く怖くないフォッケウルフも、編隊戦になると強力な武装のお陰でものすごい脅威になります。前の敵を追跡、さぁこれから射撃ってところで後ろを振り返るとフォッケウルフが!ってことがよくあります。

当然気付かなかったり対処しなかったら簡単に被弾・致命傷を負ってしまい、帰還することが困難になります。

リアルタイム、ほぼ実機と同じ操作で英仏海峡を渡って敵機と空戦、帰りは散り散りになりながらなんとか基地まで帰ってくるという、クロステルマン氏が経験したことが体験できるわけです。




小説を読んでからキャンペーンをやる、逆にキャンペーンをやってから小説を読むと、その当時の状況をより一層ありありと思い浮かべることができると思います。

2 件のコメント:

  1. DCSでジェットはやってますがレシプロはまだ持っていないので、レシプロのモジュールを買ったらぜひこのキャンペーンは買ってみたいですね。もともとレシプロ派なのですごく興味あります。小説も読んでみたいですね。

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  2. システムの制限などで必ずしも小説通りではありませんが、それでも出来る限り再現しようとしていて雰囲気が出せているのが凄いです。
    ドキュメントを読むと仕方なく変更した部分とかもわかります。
    機会があれば是非遊んでみて下さい。

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