腕の差は金で埋めろ！

「ROG Swift PG278QでG-Syncを試す」にも書きましたが、改めてG-SyncとAces Highについて書き留めておきます（あわせてリフレッシュレートについても・・・）。
G-Syncというのは、NVidiaの提唱するフリー周波数ディスプレイで、一方AMDは同様の機能をFreeSyncで対応しています。
どちらもテアリングとスタッターの低減に寄与するという点では一緒だと思います。
・テアリング：液晶ディスプレイの書き換えのタイミングとグラボの表示のタイミングがずれると起きる画面が上下にずれたような状態
・スタッター：グラボの書き換えが液晶ディスプレイの表示速度についていけず画面がかくつく状態
という認識ですが、ブレードなんかの説明よりも「【PR】すべて分かるNVIDIAの新世代ディスプレイ同期技術「G-SYNC」。西川善司がその可能性を明らかにする」あたりを読んでもらった方が早そうです。

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抜刀隊 PLUS!:AcesHighやカウンターストライクの部隊
AcesHigh公式ホームページ:MMOコンバットフライトシミュレータAcesHighの公式HP
AcesHigh Wiki Plus!:AcesHighの日本語Wiki
AcesHigh掲示板
AcesHigh掲示板集

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G-Sync、FreeSyncともに高負荷時においてもゲームの動きを滑らかにするため、Aces Highで射撃時にかくついてチャンスを逃した、というシチュエーションを防ぐ事ができます（カクツキの原因にもよるので常に防げるわけではありませんが。）。

私見ですが、G-Syncのメリット・デメリットは
・（良）周波数を動的に変化させる際に最適化してくれる（可変オーバードライブ？）。
・（悪）NVidiaから基板を買わなければならないため、その分の値段が液晶ディスプレイに上乗せされる（ノートPCでG-Sync対応できる理由がGPUにG-SYNCモジュールの一部が備わっているため、とされているので将来的には液晶ディスプレイへの基板組み込みの必要はなくなるのかもしれません。
）。
・（悪）NVidiaの基板を通すため、遅延が発生している可能性がある。
・（悪）G-Syncが使えるのはNVidiaのグラフィックボードかつDisplay Portのみ
一方FreeSyncのメリット・デメリットは
・（良）VESA標準のため、追加投資不要でG-Sync対応ディスプレイに比べて安価（場合によってはファームウェアの書き換えのみで対応も）
・（悪）NVidiaのグラフィックボードが非対応
正直グラボがNVidia一択の現在、G-Syncしかないわけです（あまり古いグラボだとNVidiaのグラボでもG-Syncに対応していません。）。

Aces Highのフレームレートを稼げて、かつG-Syncに対応しているのは↓のようなグラボになります。
ちょっと古めですが700番台（一部使え無いものもありますが、ブレードの使っているGTX770でも使えます。）でも対応していますが、GTX960の価格を考えると、今更700番台を買うメリットは無いと思います。

これらのグラボにG-Sync対応のディスプレイを組み合わせる事で、G-Syncが使えるようになります。

結構な期間G-Syncを使ってAces High等を遊んでいますが、G-Syncでも引っかかる時は引っかかるので、そこは万能というわけではありません。
ちなみにAces High IIで引っかかるような場面でもAces High IIIでは引っかからない事もあるので、そういう意味でも早くAH3正式リリースして欲しいですね。

まぁ何はともあれ、Aces Highに限らずフライトシムやFPSゲームをやるならできればG-Sync対応ディスプレイを使った方が気持ちよく遊べますよ、ということでG-Sync対応の液晶ディスプレイは↓のようなラインナップになります。

で、ここで気を付けたいのがリフレッシュレートです。結局どんなに頑張ってもディスプレイのリフレッシュレート以上のフレームレートは出ません。
リフレッシュレートが60Hzのディスプレイを使っていたらフレームレートは60しか出ません。
設定でリフレッシュレートとの同期を切ると液晶ディスプレイのリフレッシュレート以上の数字が出ますが、実際に表示されるのはその内の60枚です。
なので、リフレッシュレートの高い（144Hzなどの）ディスプレイが有利です（G-Syncでも当然リフレッシュレートが高い方が有利）。