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2015年5月7日木曜日

ジョイスティック研究所 -Thrustmaster HOTAS COUGAR-

MS-DOS時代のフライトシミュレータ用ジョイスティックといえばCH ProductsかThrustmasterでした。
当時の評価は概ね精度、使いやすさのCH Products(当初は実機様のデザインを採用していなかった。)と見た目の良さのThrustmasterという図式だったと思います。
そのThrustmasterが社運を賭けた(?)超高級ジョイスティックを発売しました。
HOTAS COUGARです。

抜刀隊 PLUS!:AcesHighやカウンターストライクの部隊
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ご覧のとおり、F-16の操縦桿とスロットルまんまのデザインで、当時流行っていたFalcon 4にぴったりといったジョイスティックです。
外観も金属を多用しており、非常に高級感があります。当時は複数デバイスを同時に使えないソフトも多かったので、スティックとスロットルを専用ケーブルでつないで、1本のUSBでPCとつなぐようになっています。
Windows7のコントロールパネル上アイコンはキーボードになっています。何分古いジョイスティックなので、キーボード・エミュレーションになっているのかもしれません。


実際にはWindows7ではこのように普通のジョイスティックとして認識してくれています。

それでは、Joytester2で動作を確認してみます。
X軸Y軸は独立しているので不意の誤操作は避けられますが、如何せんバネが固すぎます。この当時としてはかなり高い分解能ですが、バネが固すぎてその分解能の高さが活かされず、円を描いているつもりでもぎこちない円になってしまっています。


もはや入手困難ですので、今更買おうという人もいないとは思いますが、レシプロ機には全く不向きですし、ジェット機用だとしても現在流通しており(値段はともかく)入手容易なHOTAS Warthogを購入した方がいいと思います。

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