ジョイスティック研究所 VKBの新作予告

VKBから、グラディエイターの上位（後継？）機種といった感じのモジュール式ジョイスティックが8月後半から発売されるようです（実際に入手可能になるのは10月頃？）。

価格はGNXスタンダードが120米ドル、GNXプレミアムが150米ドル程度の見込みです（ちなみにVKB-FSBのサイトを見ると142ユーロ～185ユーロとなっています。）。

スティック（というか台座の部分）はグラディエイターNXTで、グリップ部分はいつもどおりスタンダード版とプレミアム版、右手用と左手用、あわせて４種類から選択可能です。

更に、追加モジュールとしてスロットル（複数組み合わせることができるので、プロペラピッチの変更や双発機のスロットルを独立で操作できそうです。）、スイッチ・モジュールも発売予定だそうです。

追加のモジュールは以下のとおりで、価格は50米ドル程度とのこと（ただしグラディエイターNXTの値段を見ると、VKB-FSCで購入する場合もう少し高くなりそう。）。

• SEM（Side Extension Module）
  
• THQ（Throttle Quadrant Module）
  
• FSM（Front Switchboard Module）
  とりあえず、32ボタンをカスタマイズ可能（？ハンダゴテなどで結線する必要があるのかもしれません）なタイプa（FSM-DIY）とボタン、トグル・スイッチ、エンコーダ等が付いたタイプb（民航機用）を販売し、将来的にはウォーバーズ用、ジェット戦闘機用、スペース・コンバット用の各タイプを販売するようです。

グラディエイターNXT単体ですと、グラディエイターほどボタンや軸がなさそうですが、とりあえずグラディエイターNXTを買っておいて、スロットルを独立させたい、スイッチを増やしたい、といった要望にあわせて追加できるようです。

比較的安価でもスティックとしての性能が高いグラディエイターを最初に買えて、その上買い替えの必要が無いのが強みだと思います。

この動画のように、スティック以外のモジュールのみでの利用も可能なようです（USBハブが必須になりそうではありますが・・・）ので、ガンファイター・ユーザーもスロットルやスイッチを増やすことができそうです。

個人的にはスティックはガンファイターのまま、THQでプロペラ・ピッチの変更、FSMでポジション移動などに使用できないかと考えています。

 

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ガンファイターと比較すると、カムやジンバル部分が樹脂製なので、耐久性が気になるところです（グラスファイバー製？で耐久性があるようにも謳っているので問題はないのかもしれません。）。