ジョイスティック研究所～期待のジョイスティック～

VKBの蛇シリーズがグラディエイター・シリーズに移行してしまい、HOTAS仕様はCobra M5（Defender社製）のみとなりました。

グラディエイター・シリーズは、ドイツ空軍戦闘機のスティックっぽい感じなのですが、ゲームに使用するにはHAT数やボタン数が足りないと思います。
ジンバルやセンサー等は蛇シリーズと同等なのですが、このままでは今使っているジョイスティックが壊れた時に困るなぁ、と思案していたところ、有望株が発売されます。

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ロシアの最新鋭ステルス戦闘機T-50の名を冠した「VPC MongoosT-50」というジョイスティックです。まさかVKBの蛇シリーズに対抗してマングース？

VIRPIL（Virtual Pilot）というメーカー（？）から発売されます。

ジンバルもXY軸独立ですし、後述するオプションの机固定用アダプタも使い勝手良さそうです。

スティック上部のボタンもかなり豊富です。これだけあれば、スロットルとの組み合わせでほぼ全ての操作がキーボードを使わずに可能となることでせう。
今使っているVKB King Cobra Mk IVはすごくいいジョイスティックなのですが、HATだけが使いづらいので、HATが使いやすくなるならこちらにリプレースするかもしれません。

ピンキー・スイッチもちゃんとあります（ブレードはピンキー・スイッチが無いとダメなゲーマーなので）。
ただ、このピンキー・スイッチはアナログ軸になっているようです。想定している使い方としてはギア・ブレーキのようです。
まぁこちらが使えなくても、もう一つボタンがあるようなので、そちらで代用できるんじゃないかと考えています。

ボタン類は
• ２段トリガー（赤いトリガー？）
• フォールディング・トリガー（灰色のトリガー？）
• 5ボタン（上部に3つ、中間部に1つ（親指）、基部に1つ（小指）？）
• 4方向HATスイッチ×2（上部に2つ？）
• 2ポジションスイッチ×2（上部に1つと人差し指で押す部分に1つ？）
• アナログ・ブレーキ・レバー（小指）
あれ？8方向HATは無しなのかな？
もし8方向が無いとすると、ちょっと厳しいかもしれません（斜めを2方向同時押しで認識するなら多分問題ないと思いますが）。

オプションで机に固定するためのVPCデスク・マウントの販売も予定しているようです。

ひょっとしたらこのマウントは他のジョイスティックでも使えるかも知れません。
机に固定した時のイメージはこんな感じ

（斜め読みした感じでは）デュアル・エンジン・スロットルとラダー・ペダルの販売も考えているようです。
ただ、ラダー・ペダルはシングル・アクシズということでラダーのみのようです。この機構はVKBのT-Rudderと全く一緒のように見えます。
ただ、VIRPILとしては、ブレーキはスティックのピンキー・スイッチで、という考えなのかも知れません。

グリップ部分のみの販売は2017年2月開始（€159,00）で、スラストマスター社のWarthogに接続して使えるようです。

ベース部分とグリップ部分のセットは、2017年3月販売（€289,00）開始だそうです。