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2015年5月2日土曜日

ジョイスティック研究所 -CH Products 3点セット

業務用ジョイスティックも手がけるCH Products社のジョイスティックスロットルラダーといえば、三種の神器として10年以上前、それこそ神代(ゲームポート)の時代から定番中の定番だったPCデバイスです。
大幅値下げしていた時に購入した予備のFighterstick USB
それだけに、設計も古く、特に可変抵抗を利用したセンサーが大きな欠点だと思います。

抜刀隊 PLUS!:AcesHighやカウンターストライクの部隊
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そこで、今回は可変抵抗の限界を見るべくCH3点セットの分解能をJoytester2で調べてみました。
ただし、どれも既に10年以上使用しているので、その分ビビリが多く発生しているのは差し引いて見てください(逆に言うと10年以上使える事が驚きなのでありますが・・・)。

まずは、Fighterstickです。
大きさ、ボタン配置、スティックの太さやバネの重さ等絶妙な設定で非常に使いやすいです。
分解能が低いだけに円を描いても若干ぎこちない感じになってしまいます。
Cobra M5と比べるとボタンが多くHATスイッチが押しやすいのが長所、センサーの精度が悪く台座が軽いのが短所ではないかと思います。

次にPro Throttleです。
通常スロットルはスティックにその機能が付いている事が多いため需要が少ないのか単独で入手できる数少ないスロットルとして非常に貴重です。
X軸Y軸は親指で操作するアナログ・ミニスティックですが、物理的に丸くしか動きません(X軸Y軸同時に最大値にはできない。)。
欠点は精度の低さと直線移動ということでしょうか?
精度の低さは戦闘機だとあまり気になりませんが、爆撃時など速度を一定に保ちたい時に多少微調整が難しく感じます。
ボタン数、HAT数は充分かつ扱いやすく、耐久性も他のCH Products社製の例に漏れずお墨付きです。

最後にPro Pedalsです。
Pro Pedalsのみ、流石に10年以上経って断線したのかブレーキペダルが片方(Y軸)効かなくなりました(ラダー機能自体には問題無し)。
スパイクが酷く、経年劣化のせいもあるのでしょうが、可変抵抗の欠点が最も如実に出ているんじゃないかと思われます。
もっともスパイクについてはソフト側の設定(Dumper設定)で吸収できるので実用上問題はありませんでした。
加減抵抗故分解能が低く(いずれも256)微妙な操作が難しいこと、スパイクの発生による不意の誤操作等やはりCH Products社にはかつて全デバイスをゲームポートからUSBに変えたように可変抵抗からホール・センサーに変更して欲しいです。
さすればCH社はさらに10年は戦えるでしょう。
(せいぜい買い換え需要くらいしか見込めないから生産ラインを変更しても元がとれず大赤字が予想されますが^^;)


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