空戦道場 ラグ・パーシュートとシザース

JackyEnさんは、最初の追い込みでズームにしていましたが、あそこはズームしない方が全体の動きが見えやすいと思います。

ここで射撃をするでも無く、ピュア・パーシュートになっていましたが、ここは撃墜のチャンスとするか、この後追い込むためにラグ・パーシュート機動を取るべきだったのではないでしょうか。

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動画でみるとこんな感じ

一度吊り上げていますが、ここはもう少し頑張れば逆に相手を撃墜できたはずです。
JackyEnさんが高度速度共に優位です。もう少し動きを付けて弾に当たらず相手のミスを誘うのが良いでしょう。

射撃に夢中になって自分の体勢を崩してくれれば逆にチャンスだったはずです。

その後もロールが逆だったのではないかと思います。こちら側から攻撃した方が良かったのでしょう。


オイルを吹いてからのシザースは、とても良い動きをしていたと思います。

ただ、操作としては、ラダーがほとんど使用されていないのが気になりました。テクニックとして、スピット8のロールの遅さをラダーを併用することで補うこと（しかも、この時エルロンが片方無くなっているので更にその必要があったと感じます。）、頂点付近でラダーを併用することで高度を大きく落とさずに相手の旋回の内側に入り込めたのではないかと思われます。

上から見ると↓な感じ

JackyEnさんはこの状態になるまでに仕留めれなかった以上ここでオーバーシュートさせるべきでした。

後半部分を上から見た動画が↓です。


そうはいっても相手の方が上手で、頂点失速するところでエンジン・カットして小回りを効かせて射軸をJackyEnさんに向けて発砲、撃墜しています。
なおかつ、おそらくここで生き延びても、もう１機のLa-7が来ているのでもはや勝負はあったというところでしょう。
正直、戦術的に負けていると思います。

※いずれも次同じシチュエーションだったからと言っても、ここで述べた機動が最適とは限りません。これはご紹介した米軍式人を動かすマネジメントを読んでいただければわかるかとは思いますが・・・