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2015年3月21日土曜日

最近読んで面白かった本

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」です。

タイトルを見ると、ダメなコンサルタントが会社を潰した反省文のようにも思えますが、そういうわけでもなく内容は非常に示唆に富んだものとなっています。
この本の著者であるカレン女史は、権威あるツールや手法を用いてコンサルタントを学び実施したものの、それらが常に正しいとは言えないということを語っています。
経済、経営学は学問と言うにはほど遠く、過去に成功した例が数例(場合によってはたった一度の成功)が他のケース、会社でも選択すべき最善の策になり得る危険性を訴えているようにも思えます。

企業経営の本質は人間本位であると述べています。日本でも武田信玄公の言葉として「人は城、人は石垣、人は堀、情けは見方、あだは敵」が伝わっていますが、つまりそういうことなのかと。


軍においても兵士一人一人の学力向上に応じて指揮統率の仕方が変わってきていますが、同じように企業においても産業革命頃の考え方を変えなければいけないということなのでしょう。
この本では企業経営について述べていますが、ほぼ同じ内容で個人について書かれているのが「7つの習慣」のようにも思えました。

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