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2013年4月1日月曜日

長期にわたってお金を稼げるゲームの重要性

だそうです。

裏抜刀隊:AcesHighやカウンターストライクの部隊
AcesHigh公式ホームページ:MMOコンバットフライトシミュレータAcesHighの公式HP
AcesHigh Wiki Plus!:AcesHighの日本語Wiki
AcesHigh掲示板
AcesHigh掲示板集


記事を読んでみてAcesHighではどうなのかを考えてみました(まぁHTCは儲けをあまり考えていないと思われる節があるのですが・・・)。

長期間サービスが続いており,売上もいいゲームの共通点
  1. 面白いこと(最低も半年は)
  2. ソーシャル要素
  3. 便利であること
  4. 公正であれ
  5. 気遣い
  6. 専心すべき
だそうです。

1  「面白いこと」=「とにかくやることが多い」だそうです。このため、 RPG要素があるゲームは売上がいい傾向があるとのこと。
AcesHighの場合、できることは多いけど、やることはそれほどでもありません。これまではせいぜいPerkを貯める位でしたが、今はアチーブメントがあるので「やること」は増えたのかもしれません。
後はゲームのシステムというよりは、個人の技量向上のための練習みたいなものですかね(まぁ、これが一番面白いと言えるのかもしれません。)。
「お金を多く消費するプレイヤーの64%は,遊ぶコンテンツがなくなるとゲームを辞めてしまうというデータが,同社のアンケート調査で出ているという。しかし同アンケートでは,新しいコンテンツが追加されれば,70%はゲームに戻ってくる」ということですが、AcesHighの場合システムの大幅な変更はあまり無くても機種の追加等でゲームに戻ってくる人が多いような気がします。
「メジャーアップデートは3~6か月ごと,新しいカードセット,ミッション,アチーブメントの追加といったマイナーアップデートは1か月ごとというのが,売れているゲームの平均値」というほどの頻度はありませんが、いい加減にシステム変えたり適当なモデリングの機体を出されるよりはいいと思ってます。

2 「チャットやフォーラム,ゲーム内メールなど,プレイヤー同士が人間関係を築くためのシステムが不可欠」ということですが、これはAceHighでは十分な機能が備わっていると思います。ボイス・チャットまで標準装備ですからね。「中でもギルドの存在は大きく,「友達に会いたい」からゲームにログインする一方,「仲間はずれにされたくない」というプレッシャーを感じてログインする」という点もスコードロンがあるし、協力プレイが醍醐味のゲームですからこれに関しては合格ではないでしょうか?
とはいえ、英語という壁があるため、日本ではここが欠点になるかもしれません。

3 「とにかくプレイヤーに余計なストレスを与えないようにゲームを設計する」というのは、AcesHighではかなり問題になりそうです。βの頃に比べれば格段の進歩が見られますが、やはりあのUIは洗練されているとは言いがたいと思います。
「非同期のコンテンツを用意したほうが,ゲーム全体の売上は伸びる」というのは、具体的にはオフラインモードを用意するということなのですかね?これは(使いづらい、判りづらいとはいえ)オフラインミッションもあるし、とりあえずオフラインでも射撃の練習なんかはできるようになっていますが・・・それが売上につながる、というのはちょっと「?」です。

4 「万が一バグが発覚しても,場当たり的な対応ではなく,完全に直したうえでプレイヤーに説明/謝罪をする,という真摯な対応が不可欠」ということですが、パッチはかなり迅速に対応しているのでAcesHighでは問題無さそうです。HTCの規模の小ささがこういう部分で役に立っているのかもしれません(逆に開発は遅くなるのかもしれませんが)。
Me262のバグで地面に衝突した時は相当ショックでしたが、もともとAHに関しては目くじらたてるほどのバグってのに遭遇したことはありません。

5 「プレイヤーは一つのゲームを長く遊んでいると,それを「自分のゲーム」と思うようになるという。こうなってくると,ちょっとやそっとのことでゲームをやめることはなくなるが,こういった人達にこそ,しっかりとした気遣いを見せ,手厚くケアすることが大切」については、これもHTCの規模だとかなり手厚く行われているように感じます。「「Player Counsel」と呼ばれるゲームに詳しいプレイヤーで構成される組織を用意し,ゲーム内コミュニティのマネジメントなどをやってもらっている」のようにCMやトレーナー制度、スキン職人等AHはこの点相当プレイヤーよりだと思います。BBSでもスタッフのコメント等多いと思います。

6 「安易に続編を作るのは危険」というのも問題無さそうです。WBでの轍を踏まないようにしているだけに、AcesHighについてはHTCは「ぶれないゲーム作り」に専心していると思います。

とはいえ、「 とくにFree to Playのゲームが,そういったビジネスモデルを構築するのに向いている 」とあるように、HTCもボランティアでは無い以上、今後基本無料+アイテム課金制等に移行する可能性も捨てきれません。
Perk(機)が有料とか高速徹甲弾が有料、位ならまだいいかもしれないけど・・・Spit9が使える限り課金しないと思うけど
今のリーズナブルな月額料金でUnlimitedな方がオレとしては望ましいところです。

ともあれ、AcesHighが10年以上サービス継続しているのも納得ですね。これからもこのまま長く続けてもらえることを祈っております。

元ネタ
[GDC 2013]当たり前のことができていないゲームが多すぎる? 長期にわたって売上を維持するゲームに大切なこと

2 件のコメント:

  1. スルメみたいなゲームですよね…
    日本人勢力が衰退したのが残念。
    日本人イベント楽しかったのに。

    掲示板全然復活しないですね(^_^;)

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  2. > 日本人勢力が衰退したのが残念
    やはり2項と5項に問題があるのかもしれませんね
    日本語版が出ると多少違う?

    ・・・もともとフラシムはニッチなところがあるから日本語版が出てもそんなに変わらなかったりして

    でもこんだけ長く現役かつサービス続けられるゲームはそうそう無いんじゃなかろうか?

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