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2011年11月15日火曜日

徒然なるままに・・・



徒然草の第110段に次のような記述があります。

「雙六(すぐろく)〔黑白十二の駒、盤の目は十二づつ左右にある、賽をふつて早く先方へ駒全體が行き著いた方が勝ち〕の上手といひし人に、その術(てだて)を問ひ侍りしかば、「勝たむとうつべからず、負けじとうつべきなり。いづれの手か疾く負けぬべきと案じて、その手をつかはずして、一目なりとも遲く負くべき手につくべし。」といふ。道を知れるをしへ、身を修め國を保たむ道もまたしかなり。」

双六名人の述べる勝つためのコツは、「勝とうと思って打つのでは無く負けないように打つべきである」とのこと。

そして、「どの手だと負けてしまうかを考え、その手はなるべく使わないようにすること。とにかく少しでも負けることを先延ばしにする手を続けること」といいます。
これってAHでもそうなんですよね。
でも
ただ一点違うとすれば、負けないようといって時間をかけていると敵の援軍が来るかもしれないってことですかね。
だから多少のリスクはあっても撃墜を急ぐこともあったりもしますが、それ以外にもAHの場合、負けても実害は無いので撃墜を優先してしまうことがありますが、死ぬ時ってたいていこういう時だったりして・・・

4 件のコメント:

  1. ぼくも授業でやりました、その文。
    やはり、空戦も双六も、勝負事は通じる物があるんだなあと感じたのを覚えています。
    永遠の0の主人公じゃありませんが、特にAHやサッカーのように「勝ちと負けがセットではない勝負」の場合、何よりもまず負けないことこそが大事なのですね(双六は勝ちと負けがセットの勝負ですが)。

    「パイロットが生きて還れば大勝利」byジャック・バートレット(AC5における隊長)

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  2. 「勝ちと負けがセット」っていうのがちょっとイメージつかないけど

    徒然草は面白いねぇ

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  3. はい、ほんとに現代でもそのまま使える言葉がいっぱいありますものね。

    勝ちと負けがセットであるものとそうでないものは、たとえばテニスとAHを比べてみてくださいな。
    AHでは負けない=勝つ、ではないけれど、テニスでは負けない=勝つ、ですよね?

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  4. いや・・・やっぱりよくわかりません

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