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2011年8月14日日曜日

沖縄


コマンドマガジン Vol.94(ゲーム付)『ビルマ電撃戦』『フライング・タイガース』

カーチスP-40ウォーホークがリファインされたということもあって、「コマンドマガジン Vol.94(ゲーム付)『ビルマ電撃戦』『フライング・タイガース』」を読んでいたのですが、本誌の「男泣き戦争映画塾」において映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」が紹介されています。


この映画、一度見たことはあるものの、紹介されているようなところはあまり気づかなかったので再度確認してみようと思った次第


内容は、特攻隊を描いたもので、内容的にはごくごく普通の内容で他の特攻隊ものと変わるようなところはありません。
どうも一部では戦争賛美映画とのことで、それもあってか制作費18億円に対して興行収入10億円、2007年映画芸術邦画ワースト2とのことでした。
もともとこの手の映画は観に行く人も限られている上に上記のような偏見を持たれてはこの結果もやむを得ないのでしょう。

でも内容的には全然ふつうですよ。
 閑話休題
「男泣き戦争映画塾」で注目されていた点を確認してみました。
まずは、冒頭、大西瀧治郎閣下の語り部分で現地美女がトロピカルフルーツ盛り合わせを運んでくるシーンです。

あー確かに・・・赤い服を着た女性が運んできていますね。
「無為無策なまま安逸な日々を過ごしてきた軍上層部に対する皮肉に見える」
・・・そこまで読み取りますか。

次に関行男大尉が特攻出撃を迫られて頭を抱えるシーン
あ~確かに・・・前見た時はあんまり気にしなかったけど
他にも満州から知覧まで空路進出に3週間かかって怒られていたり、レイテでは海軍が桟橋に特攻したと語っていたり

登場人物も実在の人物をモデルにしていたりとなかなか納得のいく作りです(実在の人物と比較しやすくしてあればもっとよかったかもね)。

そして、「男泣き戦争映画塾」の記事で最も気になったのが、この映画、「特攻映画としては珍しく、飛行機や戦闘場面の特撮に力を入れており」という記述でした。


まず冒頭、これは赤とんぼ?
よくわかんないけどこんなシーンに練習機映すってのは確かに飛行機に力を入れているといってもいいのかも




継ぎ接ぎだらけのっていうのは・・・これか
オイルがキャノピーに飛び散る
 確かに・・・他にも飛行中にオイルが漏れたシーンも「おっ」と思いましたぞ
確かに初見はあまり意識せずに見てたけど、そう言われてみれば確かに飛行機のシーンは凝っているのかも

起動車でエンジンを始動
起動車によるエンジン始動、とかもあまりにも自然に描かれていたので気にもしていなかったけど・・・





「一瞬しか映らないものの直援戦闘機「飛燕」の見せ方が巧くて・・・」
これかぁ・・・栃林秀氏が携わっているだけに
ただ隼とか地上滑走からCGに移った時とかかなり違和感がありましたが・・・そこだけなら違和感ないのですが
F4Uコルセアの並ぶ米空母甲板上を俯瞰しての慌ただしい発艦準備・・・」
おぉぉぉ・・・こんなシーンあったのか(゚∇゚ ;)
AHでも翼折りたたみして欲しいなぁ・・・

「上から被さるF6F戦闘機の群と、たちまち火を噴く飛燕・・・」
おぉぉぉ・・・







固定照準器、これでいいの?
おぉぉぉぉ(`・ω・´)

まぁ反撃しちゃうところが「あれ?」的な部分でもありましたが





記事記載以外にもB-24が出てきて爆弾ぽろぽろ落とすし、確かに見応えありました。

最後30分くらい終戦後が描かれているのも、なかなか良いと思いました。
特攻隊を描いているということであれば、彼らの戦後ももうしっかり描いたらいいのかとも思いましたが、尺の問題なのでしょう


特に印象に残った、というか他じゃあまり描かれないけどAHerとかには非常に印象に残るであろうシーンはこれです。

ふぅ・・・ちなみに米兵がこの燃えている機体の上からガソリン(?)をぶっかけているのは如何なものかと思いましたが

ともあれ、最初に述べたように  先入観があって未見、という人は是非一度ご覧アレ。

#ちなみに、だいたい戦闘機の映画観るとAHやりたくなることが多いのですが、これを見ると逆にAHする気無くなったりするのでその点要注意ですわ

8 件のコメント:

  1. 隼はやく出して~まったり飛びたい。

    飛燕は一型低…もとい丁はやっぱり機体に対して馬力不足…乙型出すか5式がほしいところです。

    映画の話と関係なくてすみません。^^;

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  2. 隼出ても零戦以上に苦戦しそうですが・・・まったり飛ぶにはいいのか(w

    飛燕もバリエーション増やして欲しいですねぇ

    BBSにしつこく投稿です。
    いかした写真やイラストで仲間を増やす

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  3. おお、懐かしいなあ、この映画。
    数年前の終戦記念日に、祖父と一緒に見た覚えがあります。

    確かに、飛行機シーンは凝っているなと感じたのを覚えています。もっとも、ストーリーに見入ってそちらに目が行く余裕がありませんでしたが…(更にその頃は隼の機体は一型しか見たことがなく、隼は全てペラ二枚と思い込んでいたので映画に出てきた機体が最初隼だと分からなかったという…その頃は大戦機にはあまり興味なかったんですよ)

    ただ、一度グラマンが女子学生の行列をなで斬りにするところありましたよね?
    あのシーンで怒りと吐き気を感じたのを覚えています(可憐な少女たちが血を噴出しながら倒れるのがとても生々しかった)。

    では。

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  4. 確かに日本機として隼はあって然るべきとは思うけど、個人的にはパークでもいいから飛燕II型とか出ないかなとか思っちゃうけど

    > ただ、一度グラマンが女子学生の行列をなで斬りにするところありましたよね?
    ありましたよ。F6Fが機銃掃射する場面
    でも、米軍機の機銃掃射の場面って他の映画や小説なんかでもさんざん描かれているから取り立てて珍しくも無いなぁ、と敢えて記載しなかったけど

    > あのシーンで怒りと吐き気を感じたのを覚えています
    多分それは正常な感覚なんでしょう。オレは・・・
    ちょうどザ・パシフィック見てたからなぁ・・・

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  5. 飛燕2型よりKi83を…無理かw
    この機体ほんとに美しいと思います。
    日本の双発機の中で抜群に精錬されてて。
    テストで日本最速叩き出したけど量産されなかったのが残念。

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  6. Ki-106で我慢してくれ
    多分Ki-84のスキン換えでいけるんじゃないかと(´・ω・`)

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